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アンペア数の見直し

アンペア数を見直すだけで基本料金が下がる

 

電気代を見直すとき、多くの人が料金プランや新電力会社の切り替えに目を向けますが、実は契約アンペア数を適正化するだけでも、毎月の基本料金を下げられることをご存知でしょうか。

 

契約アンペア数とは、一度に使える電気の量の上限を示す数値で、関東・中部・東北などの地域では「10A・15A・20A・30A・40A・50A・60A」の7段階から選ぶ形式が主流です。アンペア数が大きいほど基本料金も高くなり、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」なら、30Aから40Aに上げると月額で約311円、年間では約3,700円の差が出ます。

 

では、適正なアンペア数はどう判断すればよいのでしょうか。目安としては、同時に使う家電の消費電力を合算して、必要なアンペア数を算出します。たとえば、エアコン(6A前後)・電子レンジ(13A前後)・ドライヤー(12A前後)を同時に使うと30A以上が必要です。一人暮らしで家電を同時使用することが少なければ20Aでも十分、二人暮らしのファミリーなら30Aが標準的な目安になります。

 

アンペア数を下げる際の注意点もあります。まず、ブレーカーが頻繁に落ちるようだと生活に支障が出るため、日常的な家電の使い方を振り返ってから決めましょう。特に、夏場のエアコンと調理家電の同時使用、冬場の暖房器具とIH調理器の同時使用は負荷が大きくなりがちです。また、関西・中国・四国・沖縄などの地域では、アンペア制ではなく「kVA契約」や「最低料金制」が採用されており、アンペア変更による節約効果がない場合もあります。

 

変更手続きは、契約中の電力会社に連絡するだけで、立ち会いのうえアンペアブレーカーを交換してもらう形になります。費用は無料で、工事時間も30分程度です。ただし、一度変更すると原則1年間は再変更できないルールが多いため、じっくり検討してから申し込みましょう。電気代の見直しは、プラン変更と合わせて契約アンペアの最適化も視野に入れるのが賢明です。