電気代の支払い方法による差
電気代の支払い方法には、口座振替、クレジットカード払い、コンビニ払い、スマホ決済などさまざまな選択肢があります。同じ使用量でも、支払い方法を変えるだけで年間数千円の差が出ることをご存知でしょうか。
まず、口座振替には「口座振替割引」が適用される電力会社があります。東京電力エナジーパートナーの場合、口座振替を選ぶと毎月55円(税込)の割引があり、年間で660円ほどの節約になります。関西電力や中部電力など、他の旧一般電気事業者も同様の割引制度を設けています。新電力のなかには、口座振替のほうが手数料が安く、その分プランが安く設定されている会社もあります。
一方、クレジットカード払いは、カード会社のポイント還元が得られる点が魅力です。たとえば還元率1%のカードで月1万円の電気代を支払えば、年間1,200円分のポイントが貯まります。還元率が1.5%?2%の高還元カードなら、口座振替割引を上回る節約効果が期待できます。さらに、電気代の支払いはカードの利用実績としてカウントされるため、年間利用額によって翌年の特典ランクが上がるカードを使っている方には有利です。
コンビニ払いは、クレジットカードや銀行口座を使いたくない方には便利ですが、電力会社によっては手数料が別途かかることもあります。また、毎月自分で支払いに行く手間があり、うっかり支払期限を過ぎてしまうと延滞利息(年利10%程度)が発生するリスクも。延滞が続けば電気供給の停止につながる場合もあるため、注意が必要です。
スマホ決済(PayPay・LINE Pay・楽天ペイなど)は、新電力を中心に対応する会社が増えています。請求書払いに対応しているサービスを使えば、コンビニに行かずに決済が完結し、キャンペーンでポイント還元が上乗せされることもあります。ただし、継続的にキャンペーン価格が続くわけではないため、長期的にはクレジットカードのほうが安定した還元を受けられる傾向があります。
最適な支払い方法は、普段使っているカードのポイント還元率、電力会社の割引設定、そして自分のキャッシュフローによって変わります。電力会社を見直すタイミングで、支払い方法もあわせて最適化することで、年間1万円近くの節約が実現することもあります。契約中のプランの約款を確認して、自分にとってベストな方法を選びましょう。